動く立体(大宮ラクーンしゃべる木)
設計・模型製作
図面だけではわからない部分があるので、細かいディテール、大きさ、形状を検討するためにイメージイラストを元に1/10サイズの模型を製作します。
目や口など顔の表情を動かすので、可動機構(メカ)の設計も同時に行って行きます。
内部にメカが入るスペースを確保しつつ、外装の形状を決めて行きます。
実製作
可動する顔部分はウレタンで製作し、それ以外の幹の部分はFRPにするので、模型を元に実寸のウレタンや発泡スチロールをカットしていきます。
今回、取付ける現場天井には装飾物がついているので、それをよけるように形状をつくっていきます。
メカの可動機構、制御機構の製作も進めていきます。
組立・調整
外装の顔やFRPを仕上げつつ、メカを合わせて、顔と可動機構のすり合せ、取付け部分の製作や調整を行います。
現場に設置に入るギリギリまで動きのプログラムや音との連動、メカに負荷が掛かりすぎないかチェックします。
塗装をすると存在感がぐっと増します。
設置完成
最終的に現場でセンサーの調整を行い、何度もテストをしてオープンの日を迎えます。